youtuberヒカル×magi(マギ)の10万円『ゼクロムオリパ』騒動
騒動の概要①10万円が100円に!?
※前提として、この記事の筆者はmagi(マギ)とヒカルさんのどちら寄りの立場でもないことを明言させていただきます。
事の発端は、登録者484万人を誇る大人気youtuber・ヒカルさんが、下記の動画を投稿したことでした。
まずは動画をご覧ください
動画を視聴できない人、ざっくりと内容のみ把握したい人向けに説明しますと、
これはYoutuberヒカルさんがmagi(マギ)が売り出していた
1つ10万円の『ゼクロムオリパ』というものを3つ(計30万円分)開封する動画です。
(ちなみにmagi(マギ)は、トレカ関連商品専門のフリマアプリで、トレカユーザー御用達のツールの1つです。)
このゼクロムオリパの目玉となっていたのは、『ゼクロムGX(P)(SMP-240-SM-P)』でした。
このゼクロムGXは、時期や取り扱い場所にもよりますが、
2023年2月時点では、およそ100万円台後半から200万円ほどする高額カードです。
気になる開封結果は、
およそ26000円ほどの『マリィのプライド』、
およそ40000円ほどの『ミュウツーGX』、
そしておよそ100円の『ザシアンV』でした。(値段はヒカルさん調べ)
前の2枚はまだしも、100円の『ザシアンV』にはさすがにショックを隠せない様子のヒカルさん。
ですがヒカルさんは『目玉のゼクロムGXが高いから、このレベルの大はずれがあるのも仕方ない』と言い、ゼクロムオリパへリベンジを誓って、動画を終わるのでした。
動画のコメント欄には、『さすがに10万円のオリパに100円のカードが入っているのはひどすぎる』というような否定的な意見がちらほら見られました。
騒動の概要②ヒカルが緊急動画を公開
先ほどの開封動画を公開した翌日、ヒカルさんが以下のような動画を投稿しました。
これも内容をざっくり説明すると、先に挙げた開封動画のコメントに『ザシアンVのパックの中に引換券が入っているのでは?』というものがあったそうです。
要は『ザシアンVの入っていたパックには、実は高額カードと引き換え可能な券が同封されていたのでは?』という指摘です。
しかしその事実を知った時には、ヒカルさんは既にカードが入っていた『黒いスリーブ』を捨ててしまっており、確認ができない状態になっていました。
そのためヒカルさんは今回の件についてmagi(マギ)に問い合わせたところ、こんな返答が帰ってきたそうです。
簡単にまとめるとこんな感じです。ヒカルさんは原文をそのまま読み上げてくださっているので、
気になる方は是非一度動画を視聴されることをおすすめします。
これに対しヒカルさんは、次のようにお話されていました。
こちらについてもぜひ、元動画をご覧いただきたいです。
この騒動に関する視聴者の声
オリパを開ける人に周知の仕様じゃなくて購入者全員が周知できる仕様にしないとね…
Magiが残りを確認したのであればどれが当たってたかわかるはずなのに、
もう一度引かせるという対応は闇を感じました。
しかし、そんなmagiを神々しいオーラで照らす王者ヒカルさんの優しさが素晴らしい。
M氏
ヒカルさん側にも落ち度はあるとは思うけど、
お店側がここで残りの当たりから逆算するなどの神対応を見せておけば間違いなくブランドイメージの上昇に繋がったことを考えると勿体無いなーとは思う。
オリパに対して闇の部分を感じてる人もいる状況で客への対応がしっかりしてると信頼感に繋がったのに……
この騒動に関する筆者の意見
ここからは筆者独自の意見となります。
まずヒカルさんの対応ですが、非常にスマートで好感の持てるものだったと思います。
特にmagi(マギ)を頭ごなしに責めるわけでもなく、むしろ擁護する目的で緊急動画を挙げています。
一方のmagi(マギ)側の対応は、もう少し良い方法があったのではないかと思う次第です。
ザシアンVに引換券を同封したことがほぼ確実であるとした以上、
残りのパックや当たりカードを確認すれば、
どの引換券が入っていたかは分かるかと思います。
動画のコメント欄にもあったように、オリパの完売を待った後に、
ヒカルさんに本来の引き換え先の品を渡すという方法をとれば、
これだけ非難されることはなかっただろうと思います。
ですがそうした対応をとった場合の懸念点もmagi(マギ)側にはあります。
例えば、今回のゼクロムオリパが完売したのちに、
『分かりにくい仕様のせいで引換券を見落とした!』と主張する人が、本来の当たりの数より多く現れたらどうなるでしょうか?
送られてきたオリパの外装は変えず、中身だけザシアンVにすれば、
虚偽の証拠動画を作成することも一応不可能ではありません。
これは万が一バレれば、詐欺罪に問われかねないかなりリスクが高い行為ですし、
ここまでの可能性をmagi(マギ)が想定していたかはわかりません。
ですので、一概にmagi(マギ)の対応を完全に否定することもできません。
今回のmagi(マギ)の対応はmagi側で可能な最大限の対応だったのかも知れません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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