昨今大人気のポケモンカード。
約20年の歴史を持つポケモンカードの中には、まさしくぶっ壊れ級の強さを誇るカードが存在しています。
そうしたカードはゲーム環境のインフレ(攻撃力やHP等の数値が以上に上昇すること)を巻き起こし、ポケカプレイヤーの間では伝説として語り継がれています。
今回は、そんな強すぎてポケカ環境に多大なる影響を与えたポケモンカードを6枚紹介していきます。
カイリキー LV.62
ワザの「おとす」が超強力!タネポケモンを問答無用できぜつさせる
2008年に発売された拡張パック「破空の激闘」にて収録された、2進化ポケモンである「カイリキー LV.62」
この「カイリキー LV.62」が当時のインフレ元凶とされる理由は、その単純明快なパワーにあります。ワザの「おとす」は、なんと進化していないポケモンを問答無用で気絶させる力を持っています。
当時のポケカ環境では、「ポケモンEX」や「LV.Xポケモン」等の、
進化を必要とせずとも強力なポケモンが数多くいましたが、そんな強力なポケモンたちも、この「カイリキー LV.62」の前では非力な存在へと成り果てていました。
「カイリキー LV.62」の弱点は、自身が2進化ポケモンである点です。
そのため、当時のプレイヤーたちはこぞって「カイリキー」の進化前である「ワンリキー」や「ゴウリキー」を倒そうと奔走しました。
全プレイヤーが常に「カイリキー LV.62」の存在を不安視しながら闘う状況は、まさしくポケカ環境を一変させた出来事となっています。
ミュウツーEX
ワザ「エックスボール」の火力が無限大
2011年に発売された拡張パック「サイコドライブ」で初登場した、「ミュウツーEX」。
このカードは、今尚厚い人気を得るカードとして有名です。
手札から無条件に出せる「たねポケモン」でありながらも、170のHPを誇る「ミュウツーEX」はそれだけで当時のポケカ環境のトップに君臨していました。
しかし、それ以上にこのカードが問題視された理由が、ワザの「エックスボール」に隠されています。
「エックスボール」は、お互いのバトルポケモンに付いているエネルギーの数×20ダメージを与えるワザです。
つまり、エネルギーカードの上限枚数が決まっていない以上、その攻撃力は無限大となります。
また、当時は「ダブル無色エネルギー」が存在しており、1枚で2エネルギー分の役割を果たしていたことから、「ミュウツーEX」の攻撃力はまさにインフレ状態にありました。
カプ・テテフGX
特性「ワンダータッチ」がインフレの元凶!
2017年に発売された拡張パック「アローラの月光」にて収録された、「GXポケモン」の一つ。
この「カプ・テテフGX」は、今のサポートポケモン(バトルではなく、補助の役割を担うポケモン)の礎となったカードです。
特性の「ワンダータッチ」は、「カプ・テテフGX」を出すだけで山札から好きな「サポートカード」を手札に加えることを可能にする超強力な効果を持ちます。
「サポートカード」は、1ターンに1度しか使用の許されないカードであり、バトルの戦局を大きく動かします。
そんな「サポートカード」を自在に手にすることができるこの「カプ・テテフGX」による「ワンダータッチ」は、当時のポケモンが持つ特性にインフレを巻き起こしました。
また、「たねポケモン」でありながらも、HP170という高耐久力を持つ一面も評価されています。
デデンネGX
歴代最強のドロー系サポートポケモンカード!
2019年に発売された拡張パック「ナイトユニゾン」に登場した、最強ドロー系ポケモン。
「デデンネGX」は、「カプ・テテフGX」と同じく最強サポートポケモンとして非常に有名です。
ポケカに限らず、多くのカードゲームは手札の中から常に最適解を模索し、バトルを進めます。
そうした中で重要になるのが、手札ドローを可能にするカード。
ポケカでは、「博士の研究」や「マリィ」が主にその役割を担っています。
しかし、この「デデンネGX」はポケモンであるにも関わらずその機能を持ち合わせているのです。
特性の「デデチェンジ」は、「デデンネGX」をベンチに配置した際、手札全てをトラッシュし新たに6枚山札からドローする能力を持っています。
この効果は「博士の研究」と匹敵する強さを持ち、更にはワザの「ビリリターン」で再利用することが可能です。
常に必要とされるドロー系カードの歴史を変えてしまったと言っても過言ではなく、
まさに強すぎて環境に影響を与えすぎたポケモンカードと言えるでしょう。
ムゲンダイナVMAX
最強・最悪のインフレ元凶カード!
自身が表紙を務める拡張パック「ムゲンゾーン」で登場した、サン&ムーンシリーズのラスボス的存在。
「ムゲンダイナVMAX」は、歴代のポケカの中でも最強とも呼び声の高いカードです。
「ムゲンダイナVMAX」がポケカ環境に影響を与えたとされる理由は、大きく2つ。
1つが、その異常なまでの耐久力です。
HPはなんと340。
340という数字は、過去を遡っても一撃で葬る攻撃力を持つポケモンはほとんど存在しません。
そしてもう1つが、特性とワザ「ドレッドエンド」とのコンビネーションにあります。
特性の「ムゲンゾーン」は、自分の場のポケモンが悪タイプである限り最大で8匹のポケモンをベンチに配置させることができる、ぶっ壊れ能力を有しています。
また、ワザの「ドレッドエンド」は自身の場の悪ポケモンの数×30ダメージを相手に与え、その数字は最大で270にまで到達します。
最大ベンチ枠5つというポケカのルールをも変え、
その能力をもって自身の攻撃力を向上させる「ムゲンダイナVMAX」は、まさしく環境に多大なる影響を与えた歴代最強クラスのポケモンと言えるでしょう。
番外編:リザードン
約4,000万円!ポケカ価格インフレの代表格
ポケモンカードで一番最初に発売された拡張パックに登場したのが、この「リザードン」。
早期に発売されたことから、通称「初期版リザードン」と呼ばれています。
多くのメディアで紹介されたこともあるため、このイラストのリザードンを知っている方は少なくはないでしょう。
こちらの「リザードン」は2020年に開催された海外でのオークションにおいて、
なんと約36万9,000ドル、日本円にしておよそ4,100万円で取引されました。
昨今の人気も相まって、取引価格が上昇するポケモンカード。
その代表格であることは間違いありません。
このカードが高額になった要因、または過去に取引されたその他の高額ポケモンカードについては、
下記の記事で詳しく紹介しています。
是非、ご覧になって下さい。
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