ポケモンカードの中には強すぎるあまり大会で使用禁止になったカードが存在しています。
今回は、そんな大会で使用が禁止されたポケモンカードを5枚紹介します。
アーケオス
「アーケオス」は、お互いのポケモンの進化をできなくする
2011年に発売された拡張パック「レッドコレクション」にて収録された、「アーケオス」。
ポップ風に描かれたその愛くるしい見た目とは裏腹に、実はとても強力な効果を有しています。
特性の「げんしのちから」は、お互いのポケモンを進化不能にさせる能力を持ちます。
ご存じの通り、ポケモンカードは進化することによってさらに強力なカードを場に出すことができます。
しかし、この「アーケオス」が場に存在する限り、進化ポケモンを出すことができません。
自身も進化ができなくなりますが、デッキに「たねポケモン」を多く採用すれば済みます。
一方で、相手は進化ポケモンをメインに戦うデッキであれば成す術がありません。
そのため、ポケカバトルにおいて常に「アーケオス」の存在を気にしながらバトルを、
もっと言えば、デッキ構築を進めなければならない状況になってしまいます。
そうしたこともあり、全プレイヤーが好きなデッキを構築することを不能にした「アーケオス」は残念ながら、大会で使用禁止の通達が出されました。
フラダリの奥の手
LO(ライブラリーアウト)を完全シャットアウト!
2014年に発売された「ファンムゲート」にて登場した、「フラダリの奥の手」。
その効果は、お互いのトラッシュにあるカードを再度山札に戻すというものです。
一見、そこまで大きな力ではないかと思いますが、実はこの効果によりLO(ライブラリーアウト)の戦術が完全に封鎖されてしまいます。
LOとは、山札のカードが全てなくなった状態のことを指し、LOの状態となったプレイヤーはその時点でバトルの敗北が決定します。
そのため、このLOを目的に戦うデッキを採用するプレイヤーも数多く存在します。
大会でも稀に目にするこの戦法ですが、「フラダリの奥の手」の存在によりトラッシュから山札が補完されていき、LOを実現が不可能になってしまいます。
ポケカのルールすら超越する効果を認識され、大会では禁止の処分とされました。
巨大植物の森
「ダーテング」の「特性:きょだいなうちわ」とのコンビネーションが原因
2015年に発売された「バンデットリング」にて登場したスタジアムカード。
スタジアムカードとは、場に存在する限り半永久的に効果を発揮し続けるカードのことを言います。
「巨大植物の森」効果は、お互いの草タイプのポケモンが場に出た瞬間から進化することができるというもの。
通常、場に出したそのターンに出したポケモンを進化させることはできません。
しかし、この「巨大植物の森」はそれを可能にしてしまいます。
実のところ、「巨大植物の森」単体では禁止級の扱いとはなりません。
しかし、「ダーテング」の存在が「巨大植物の森」を禁止カードへとさせてしまいました。
「ダーテング」の特性「きょだいなうちわ」は、コインを投げて表であれば相手のポケモンを山札に戻す効果を持っています。
つまり、「きょだいなうちわ」と「巨大植物の森」のコンビネーションにより、
バトル開始1ターン目から相手ポケモンを退場させることができてしまいます。
ポケモンカードのルールの1つに、場にポケモンがいなくなれば敗北となる、というものが存在します。
まだ盤面が整っていない1ターン目であれば、場にたった1匹しかポケモンがいない状況が多く見受けられます。
そんな中で、「巨大植物の森」と「ダーテング」がいれば、開始1ターン目で相手のポケモンを完全に場外へと追いやり、バトルに勝利することができてしまいます。
まともな勝負にならないケースも目立ち、「巨大植物の森」は大会使用禁止カードとなりました。
ジュジュベ&ハチクマン
LOを大きく加速させる、陰の暗躍者!
2019年に発売された大人気パック「タッグオールスターズ」にて登場した、「TAG TEAM」カードの一種。
このカードの効果は、お互いの山札を上から3枚トラッシュするというもの。(追加効果もあります)
単純な効果に見えますが、実はこれが先程紹介したLOを異常に強化させてしまう能力なのです。
「フラダリの奥の手」はLOを完全封鎖するものでしたが、「ジュジュベ&ハチクマン」は山札を3枚トラッシュすることで、LOの難易度をがくっと下げてしまいます。
これにより、それまで多くは目にしなかったLO戦法が大流行し、本来のような大会運営が困難となりました。
その結果、残念ながら大会では使用禁止とされてしまったのです。
アンノーン【DAMAGE】
ポケカのルールを根底から覆す!
2018年に発売された拡張パック「超絶インパクト」にて登場した「アンノーン」。
このカードは、ポケカの長い歴史の中で最も異端児と呼べるカードであり、
その異端さから大会での使用が禁止されました。
ポケモンカードバトルの勝利条件は、
「サイドを6枚先取する」
「相手の場からポケモンがいなくなる」
「相手がLOの状態になる」
の3つです。
ポケモンカードは、これら3つの条件を達成しようと各プレイヤーが奔走するゲームなのですが、これら3つの条件を完全に無視して勝利してしまうことを可能にしたのが、この「アンノーン【DAMAGE】」なのです。
特性の「DAMAGE【ダメージ】」は、自分のベンチポケモンに乗っているダメカンの数が66個以上になった時点でバトルの勝者となる効果を持っています。
ダメカン66個は660ダメージに換算できます。
660ダメージがベンチポケモンに乗っている状況はそう見られるものではありませんが、他のカードの効果を用いて能動的に実現することもでき、大会使用禁止となりました。
邪道とも形容できる手法で勝利を手にすることができるため、仕方のないことかもしれません。
また、他にも自分の手札が35枚以上になればバトルの勝利となる効果を持つ「アンノーン【HAND】」も同様の理由で大会禁止カードにされています。
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